ショートステイを利用するときに相談員に伝えること
ショートステイを利用する前に【面談】があります。
この面談は、利用される方がどんな方なのか、今現在、または昔どんな生活をされていたのかお伺いする場です。
この【面談】で聞いたことを相談員は施設に持ち帰り、現場職員と共有し介護する流れになります。
なので、この【面談】時に何を伝えるのかが重要となってきます。
ショートステイを利用する際に相談員に伝えておくべきこと!
それはズバリ!!
1.【普段の日常をお伝えする】です。
なーんだ、そんなこと?って思われましたか?
でも、これが本当に重要です😆
ショートステイで出来る、出来ないは一旦置いておいて
朝起きてから寝るまでの日常を事細かに伝えて下さい。
①朝はごはんなのか、パンなのか。
→ごはんと味噌汁です。土日はパンです。
コーヒーを飲むのか飲まないのか。
→朝ごはんの時はお茶ですが、午前中に1杯コーヒーを飲みます。
砂糖とミルクを入れます。甘いコーヒーが好きです。
朝は牛乳なのか。その牛乳は温めているのか。
→牛乳だけを飲むのは好きではないので、飲みません。
②食事に飲むお茶は温かいものがいいのか、お茶ではなく水なのか。
→食事の時はいつも温かいお茶です。ショートステイでも温かいお茶が飲みたいです。
薬の時はお水で飲んでいます。粉は飲みにくいので、オブラートを使います。
③お風呂の湯加減は熱めがすきか、そもそも湯舟には浸からないのか。
→お風呂はデイサービス利用時に入っています。いつも40℃~41℃くらいかな?
いい湯加減です。
④毎日新聞を読んでいる
→毎日新聞を読んでいますが、ショートステイでも読めますか?
⑤晩酌している。
→毎晩ビール350㎖を晩酌していますが、ショートステイでも出来ますか?
⑥靴下を履いて寝る。
→夜寝るときは、足が冷えるので靴下を履いて寝ています。
などなど。
日常の様子を相談員に伝えて下さい。
その中で、ショートステイで対応できること、できないことを検討します。
利用期間中、出来るだけ日常生活と同じように過ごしたいですよね。
2.【身体のこと、病気(薬)のこと】を伝える。
身体のことを伝えることって重要ですよね。
①自宅では足が悪いのでベッドです。
自宅ベッドは右側から寝たり、起きたりしています。
②左手が上まで上がらないので、服の着替えをいつも手伝ってもらっている。
→左手が上まで上がらないので洗髪も自分ではうまく洗えない。
いつもデイサービスでは手伝ってもらっている。
→左手の動きは悪いが、トイレは自分で時間がかかるができる。
③薬の飲み方について気を付けなければいけないことはしっかり伝える
→薬情をもとに説明する。もしくは薬情を渡す。
→食前薬がある場合、就寝前の薬がある場合、塗布薬や貼り薬などがある場合も詳細に
伝える必要があるでしょう。
3.【緊急連絡先】を伝える
緊急連絡先は多ければ多い方がショートステイ側としてはありがたいものです。
何も連絡がないほうがもちろんいいことですが、利用中に体調不良が起こったり
もしくは、転倒してしまった!なんてことも可能性としてはあります。
そんな時に、必ず連絡が取れる連絡先をお伝えいただきたいです。
冒頭でお伝えした【面談】時に聞き取りが甘いと、実際ショートステイを利用中に
あれ?これってどうしたらいいんだ?ということも出てくるのです。
そんな時はご家族に連絡をする場合もありますので、誰に連絡が入るようにするのか
明確にしておいていただけると助かります。
身体のことはいつも介護している同居の妻へ
薬や通院などのことは通院に行っている娘へ
こんな感じで連絡内容によって連絡先を変えて連絡する方もいらっしゃいますよ!
あとはたとえば海外出張で日本にいないから、よっぽどなこと(死亡)以外は施設側で判 断してやって欲しいと言われる家族様もいらっしゃいます💦
電話に出られる状況であればいいのですが、ショートステイを利用する場合、電話に出ら れない場合もありますので、そういった場合はシチュエーションの連絡の有無まで話がで きているといいですね!
まとめ
1.【普段の日常をお伝えする】
こんなこと伝えなくていいかな?と思わずに、普段していること・気にかけてやっていることを伝えましょう。
2.【身体のこと、病気(薬)のこと】を伝える。
ショートステイ中にケガや事故がないようにするためにも、こうやって介助して欲しい。
いつもこう介助しているよ、してもらっているよは積極的に伝えていただけると助かります。
3.【緊急連絡先】を伝える
重要な部分なので、確実に連絡が取れる連絡先を施設側にお伝えください。